山手線を1周歩くと何時間かかる? 区切って回る現実的なプラン
山手線を1周歩く、という遊びがあります。環状線なので、どこから始めても最後は出発点に戻ってきます。区切りがよく、迷いようがなく、途中で疲れたらいつでも電車に乗って帰れる。歩き始めるハードルが、ほかのどのコースよりも低いのが理由だと思います。
ただ、実際にやってみると分かるのですが、1周は思ったより長いです。
数字で見ておく
| 一周の距離(線路) | 約34.5km |
| 駅の数 | 30駅 |
| 電車で一周 | 約60分 |
| 歩いて一周 | 7〜10時間 |
線路沿いをそのまま歩けるわけではないので、実際に歩く距離は 38〜40km ほどになります。フルマラソンに近い距離です。信号待ちや休憩を入れると、朝に出発して日が暮れる頃に戻ってくる、くらいの感覚になります。
「一日で一周」は、歩き慣れている人向けの挑戦です。初めてなら区切ることをおすすめします。
区切って回る4分割プラン
一周を4つに割ると、1区間あたり7〜10km、2〜3時間ほどになります。下の距離は線路沿いの目安で、実際に歩く距離は1割ほど増えます。休日の午後や、仕事帰りに1区間ずつ消化していく形です。
| 区間 | 駅 | 目安 |
|---|---|---|
| 西側 | 品川 → 大崎 → 五反田 → 目黒 → 恵比寿 → 渋谷 → 原宿 → 代々木 → 新宿 | 約10.5km |
| 北西 | 新宿 → 新大久保 → 高田馬場 → 目白 → 池袋 → 大塚 → 巣鴨 → 駒込 → 田端 | 約10km |
| 北東 | 田端 → 西日暮里 → 日暮里 → 鶯谷 → 上野 → 御徒町 → 秋葉原 → 神田 → 東京 | 約7km |
| 南東 | 東京 → 有楽町 → 新橋 → 浜松町 → 田町 → 品川 | 約7km |
駅の間隔は場所によってかなり違います。西日暮里と日暮里は500mほどしか離れていないので、歩くとあっという間に着きます。逆に品川から大崎、田町から品川のあたりは長めです。
北東の区間は駅間が短く、上野・秋葉原・神田と寄り道できる場所も多いので、最初の1区間はここから始めると続けやすいと思います。
途中で飽きる問題
正直に言うと、山手線一周歩きのいちばんの敵は距離ではなく単調さです。同じような街並みが続く区間があり、「あと何駅」と数え始めると急につらくなります。
対策として定番なのは、駅ごとに小さな目的を作ることです。
- 駅そば・駅スタンプ・駅ナカのパン屋など、駅そのものを目的にする
- 各駅で写真を1枚撮る
- 途中の神社や公園に寄る
iButterfly では、山手線の駅に、その駅の名前がついた「ちょう」が飛んでいます。品川駅には品川ちょう、恵比寿駅には恵比寿ちょう、というように駅の名前がついたちょうです。駅に着いたらカメラをかざしてつかまえる。それだけですが、「次の駅にも1匹いる」という理由ができると、歩く足が少し軽くなります。
駅のちょうを全部集めると、コンプリート報酬のちょうが1匹あらわれます。これは駅では手に入らない、集めきった人だけのちょうです。
歩くときに持っていくもの
長距離を歩く前提で、あったほうがよいものだけ挙げます。
- モバイルバッテリー — 地図とカメラを使い続けると電池が一気に減ります
- 歩きやすい靴 — 30km超は普段の靴だと足裏に来ます
- 交通系ICカード — つらくなったら即座に離脱できる安心感が大きい
水分は自販機とコンビニがいくらでもあるので、持ち歩く必要はありません。山手線沿線は、途中でやめられることが最大の利点です。無理をしないでください。
歩くときの注意
当たり前のことですが、街なかを歩くので周囲への注意が最優先です。
- 歩きながらスマートフォンを見ない。立ち止まってから操作する
- 駅のホーム、階段、人の多い場所では画面を見ない
- 私有地や立ち入り禁止の場所には入らない
ちょうを探すのも写真を撮るのも、安全な場所に立ち止まってからにしてください。
まとめ
- 山手線一周は約34.5km、歩くと7〜10時間。一日で回るのは歩き慣れた人向け
- 4分割すれば1区間2〜3時間。普段の外出のついでに消化できる
- 駅間が短い北東(田端〜東京)から始めると続けやすい
- 単調さ対策に、駅ごとの小さな目的を作る
全部の駅を回り終えたとき、東京の地理が頭の中でつながっている感覚があります。電車で何十回も通った区間でも、歩くと見える景色はまったく別物です。
このちょう、アプリでつかまえられます
iButterfly は、その場所に行ったときだけ現れるちょうを、カメラをかざしてつかまえるアプリです。全517種。集めた記録はアカウントを作れば機種変更しても引き継げます。
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