海外のレストランで「辛さ控えめ」はどう言う? 注文でそのまま使える英語
海外の食堂やレストランで困るのは、注文そのものではありません。メニューを指させば頼めます。困るのは「ちょっとだけ調整したい」ときです。辛さを落としたい、パクチーを抜きたい、氷を入れないでほしい。この「少しの調整」が言えないと、出てきたものを黙って食べることになります。
ここで覚えるのは単語ではなく、入れ替えて使い回せる1つの型です。
これ、辛さ控えめにできますか?
まず、そのまま使える言い方
| 日本語 | 自然な言い方 | シンプルな言い方 |
|---|---|---|
| 辛さ控えめにできますか? | Could you make it less spicy? | Not too spicy, please. |
| パクチー抜きでお願いします | Could I get it without coriander? | No coriander, please. |
| 氷は入れないでください | Could I get it without ice? | No ice, please. |
| ソースを多めにできますか? | Could you add more sauce? | More sauce, please. |
| 持ち帰りにできますか? | Could I get this to go? | To go, please. |
右の「シンプルな言い方」は、中学で習う単語しか使っていません。発音に自信がなくても、短いぶん確実に伝わります。相手が英語ネイティブでない国ほど、こちらのほうが通じます。
型で覚える
上の表は、実は3つの型しか使っていません。
入れ替えれば、ぜんぶ言える
Could you make it less ?
同じ形で「Could I get it without ___ ?(〜抜きで)」「Could you add more ___ ?(〜を多めに)」も使えます
___ に入る語を持っておけば、その場で組み立てられます。
「辛さ控えめ」を覚えるのではなく、Could you make it less ___ ? を覚えて spicy を入れる。これだけで、甘さも塩気も油も同じ形で頼めます。
やりがちな失敗
命令形に please を付けた形。やや一方的に響きます
1. 命令形+please になっていないか
文法としては通じますが、店員への頼み方としては一方的です。Could you...? にするだけで角が取れます。
2. I want it less spicy.
I want は要求として強く聞こえます。丁寧にするなら I'd like か、上の Could you...? を使ってください。
3. 聞くだけで終わる
Is it spicy? と聞いて「Yes」と返ってきても、それは調整の依頼になっていません。辛さを聞いたら、そのまま Could you make it less spicy? まで言い切るのが実用的です。
現地で効くコツ
- less spicy と not spicy は別物前者は「今より控えめに」、後者は「辛くしないで」。まったく無理なら not spicy のほうが安全です
- mild は国によって基準が違うタイ・マレーシア・インドでは日本の「中辛」以上のことがあります。数字で頼めるなら Can I have it level one? が確実です
- アレルギーは without ではなく allergic「入れないで」ではなく「食べられない」と伝わります。I'm allergic to peanuts.
関連する場面
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